こんにちは、いっちーです。
今回はこういった疑問に答えます。
本ページの目次
この記事を書いている僕はブログ歴4年。
月間300万PV以上のブログの他、複数のブログを運営しています。
ブログからの収入は毎月7桁ほどです。
ブログのPVの伸び悩みを改善する方法
次の5つです。
- ①記事の更新頻度を上げる
- ②人気記事に関連する記事を書く
- ③伸び悩んでいる記事をリライトする
- ④記事のクリック率(CTR)を改善する
- ⑤不人気記事を削除する
①記事の更新頻度を上げる
基本中の基本ですが、まずは記事の更新頻度を見直しましょう。
具体的には、最低毎週3記事。
できれば、週5記事は更新(新規投稿)したいところです。
『質の良い記事』を増やすのが大前提
もちろん、ただ更新するだけでなく、質の良い記事を書くことが求められます。
もしすでに3ヶ月以上、週3記事は更新しているのにPVが横ばいだとすると、『記事の質が低い』と、検索エンジンに判断されている可能性がありそうです。
検索順位は比較で決まる
狙ったキーワードで上位に表示されている競合の記事と比べて、情報の質、ボリューム、専門性など、どこかに勝る点を作れているか?
もう一度、自分のブログの記事をチェックしてみましょう。
②人気記事に関連する記事を書く
すでに上位表示されている記事を使った改善策です。
「すでにアクセスを集めている記事」に関連する記事を増やすのも有効な手段です。
たいていのブログでは、少数の人気記事がアクセスや収益の大半を稼いでいます。
Googleアナリティクスで人気記事の上位2割を確認し、その記事の読者が関心を持ちそうな記事を新たに追加していきましょう。
ちなみに、「Googleアナリティクスの使い方がよくわからない」人は、以下の記事が参考になります。
【今さら聞けない】Googleアナリティクスとは?導入手順から使い方まで5分で理解!
※目次の「3.行動メニュー」に、アクセスを集めている記事の確認方法が載ってます。
流入しているキーワードも確認すること
Googleのサーチコンソールを使えば、どのようなキーワードから読者がブログにたどり着いた(=流入した)のかがわかります。
記事単位でも流入しているキーワードが調べられるのですが、その中にはまだブログで取り扱っていないキーワードも含まれていたりします。
それはいわば、「読者の満たされたいない需要」です。
この「読者の満たされていない需要」を元に新しい記事を書くことは、とても有効な施策です。
まだ試していないとしたら、ぜひやってみてください。
ちなみに、「サーチコンソールの使い方がよくわからない」という人は、以下の記事が参考になります。
Google Search Consoleの検索パフォーマンスを活用しよう
※目次の「特定ページの検索キーワードを知りたい」に、ページ毎の検索キーワード(流入キーワード)の確認方法が載ってます。
③記事のクリック率(CTR)を改善する
こちらも、すでに上位表示されている記事に対する改善策です。
もし自分の書いた記事が検索結果の1ページ目に表示されたとしても、クリックされなければ意味がありませんよね。
クリックされるかどうかは、検索順位が最も大きな要因で、その次に重要なのがタイトルです。
なぜなら、検索ユーザーは、「このページに自分の求めている答えがあるのか」をタイトルを見て判断しているからです。
タイトル次第でPVは結構変わってくるので、今現在クリック率(CTR)が低い状態なら、改善しないと大きな機会損失になってしまいます。
クリック率の確認方法と目安
記事のクリック率の確認には、先ほどご紹介したサーチコンソールで行えます。
具体的な手順については、以下の記事が参考になります。
CTR(クリック率)改善でトラフィックを増加させる方法
※こちらの記事で「検索結果画面からのCTR」と言われているものが、記事のクリック率のことです。
まずは自分のブログの記事のCTRを確認し、平均CTRに比べて低い場合のみ、タイトルを改善していく、という流れです。
基本的には、クリック率1%を割っているかどうかがタイトルを改善するかどうかの目安になります。
ただし、注意したいのは、タイトルの改善は頻繁に行わないことです。 できれば3ヶ月に1回くらいに留めておいた方がいいと思います。 なぜなら、タイトルは、検索エンジンが記事を評価するための重要な項目です。 それをコロコロ変えるのは、記事の評価を損ねる恐れがあります。 最悪の場合、せっかく上位表示されていた記事が2ページ目以降に下がってしまったなんてことに…。 タイトル変更は簡単にできる施策ではありますが、高いリスクを伴います。 読者の興味を引くようなタイトルを考え、一度変更したら、3ヶ月は我慢強く推移を見守りましょう。
④伸び悩んでいる記事をリライトする
アクセスを集めていない記事は、リライトによって改善していきましょう。
僕の場合、
- 記事を公開して3ヶ月以上経つ
- 検索順位は20位未満
この2つにすべて当てはまる記事については、積極的にリライトしています。
検索順位のチェックはツール必須
検索順位を調べないことには、記事のリライトは始まりません。
なので、まだ順位チェックのツールを導入していないのなら、早めに入れておきましょう。
WindowsユーザーならGRC。MacユーザーならRank Trackerを入れておけば間違いないかと。
リライトも流入キーワードを参考に行う
なお、リライトについても「今のブログに流入しているキーワード」を参考にする方法が一番手堅いです。
例えば、流入キーワードの中で順位が10位以下のキーワードを記事に追加する、という感じです。
新しい記事を書くほどのキーワードでなければ、今の記事を補強するためにそのキーワードを使いましょう。
繰り返しになりますが、流入しているキーワードを調べる手順は、以下のページが参考になります。
Google Search Consoleの検索パフォーマンスを活用しよう
※目次の「特定ページの検索キーワードを知りたい」に、ページ毎の検索キーワード(流入キーワード)の確認方法が載ってます。
⑤不人気記事を削除する
あまりにも人気の無い記事は、リライトするよりも思い切って削除した方がいい場合もあります。
「まったく読まれていないに等しい記事は無い方がマシ」という考え方ですね。
僕の場合だと、
- 記事を公開して3ヶ月以上経つ
- 検索順位は50位未満
- アクセスは月に30未満
この3つにすべて当てはまる記事については、削除対象になります。
こういった不人気記事が多くあると、ブログ全体の評価にもマイナスに働くと言われていますので、なるべく減らすに越したことはありません。
とはいえ、記事の削除は急がないこと
記事を削除すると、その記事にかけた労力がすべて無駄になってしまいます。
もし改善できる可能性があるのなら、まずはリライトを検討しましょう。
記事を削除するのは、最後の手段だと思ってください。
ブログの成長を完全に予測することは難しい
ブログのPVは単純に記事数や記事の質だけで100%決まるわけではありません。
そういった内的な要因以外にも、検索需要の変動、競合の数や強さ、Googleの評価基準(アルゴリズム)のアップデートなどの外的な要因にも大きく左右されます。
「自分でコントロールできないこと」によって影響を受けるので、ブログの成長を完全に予測することは極めて難しい。
要は、努力すれば必ず結果が出るわけではないということです。
2年間PVが停滞して伸びたブログも
僕が運営するブログで、2年間ずっと更新を続けてもアクセスが伸びないブログがありました。
今回ご紹介した改善策もすべて試していたので、「単純に成長の限界が来ただけなのかな?」と解釈していたのですが、Googleのアップデートをキッカケに一気にPVが1.5倍に。
すでに主要なキーワードで上位表示もできていたので、検索順位の上昇もそこまで見込めないと思っていたのですが…。
アップデートがキッカケで、これまで上位表示できていなかった複合キーワードの順位が上昇したことが直接の要因だったようです。
長年の努力が報われないこともあれば、このように意外な形で報われることもあります。
ただ、一つ言えることは、「ブログを続けていればチャンスが巡ってくる」ということです。
2年伸びなかったブログも、週3回以上の記事追加やリライトを欠かしたことはありませんでした。
やはり『継続は力なり』ですね。
まとめ:良いことはすべて試してみよう
「PVの伸び悩み」という問題は、おそらくブログを長く続けている人なら、誰しもが経験することだと思います。
ブログはただただ記事をずっと同じペースで書いていればPVが伸びる、というほど甘いものではありません。
とはいえ、何もしなければ状況は変わらない可能性が高いです。
ならば、正解はすぐに見つけることはあきらめて、「良いな」と感じたことはすべて試していった方がいいと思います。
努力が必ず報われるわけではありませんが、トライアンドエラーを繰り返すことで少しずつでも改善していけるはずです。
それでは、今回は以上となります。
本記事でご紹介したGoogleアナリティクスやサーチコンソールなどのツールは無料で使えますし、検索順位チェックツールも高額なものではありません。
使えるものはどんどん活用して、改善の精度を高めていきましょう。