起業に失敗しても再就職できる?【目的意識が重要です】

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こんにちは、いっちーです。

起業に失敗して再就職したい人
「起業に失敗してしまった…。
このままずるずる続けるよりも、再就職したい。でもすんなり会社員に戻れるのだろうか…?」

こういった疑問に答えます。

本ページの目次

  1. 起業に失敗して再就職するのは『賢い選択』です。
  2. もう1度起業することを見越して会社を選ぼう
  3. 転職サイトと転職エージェントは両方活用する
  4. 転職活動も一種の『起業』

ちなみに、この記事を書いている僕は、新卒で入った会社を辞めて独立するも半年で挫折。
転職活動を経て会社員に復帰した過去があります。
それから2年後、再びフリーランスとして独立し今年で5年目です。

今回は、僕が独立に失敗した当時のことを振り返り、そこで学んだことを今同じ状況にいる人に向けてお伝えします。

前提:起業に失敗して再就職するのは『賢い選択』です

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先にあえて言わせていただくと、起業に失敗して再就職するのは賢い選択です。

なぜなら、物事は進むよりも退く方が遥かに難しいからに他なりません
あのソフトバンクの孫正義さんも、最近のインタビューで次のように語っています。

たとえばすでに1000億円も突っ込んだ事業、それを撤退するにはものすごく勇気がいります。

でも、これをやれる者だけが、リーダーとしての資質がある。

意地でやるやつは馬鹿だと思え。退却できないやつは馬鹿だと思え。そんなケチなやつがリーダーになっちゃいけない。それは無能なんです。

ブレーキのついていない車がどれほど危険か。バックできない車がどれほど危険かということですね。

“五分五分の戦い”を仕掛けるのは馬鹿がやること。孫正義が熱弁する「リーダーの資質」

孫さんは『退却できない奴は無能』とまで言い切ってます。
かなり刺激的な言い方ですが、たしかに一理あるかもしれません。

「起業する」という前向きなイメージと違い、「起業をやめて再就職する」という言葉には、どうしても後ろ向きな雰囲気が漂います。

それゆえ、起業に失敗した人の中には、退くに退けなくなる人もいるそうです。
借金を重ねて事業を継続し、あげく自己破産する…なんてことになったら、それこそ大変ですよね。

それに比べ、失敗したことを素直に認め、素早く見切りをつけられる人は間違いなく賢明です。
後ろ向きどころか、勇気のある前向きな判断をされていると言えます。

転職活動に最も大事なのは「自信」

あえて、言うまでもないことかもしれませんが、転職活動では『自信』が重要な要素です。
というのも、実際のところ、転職活動とは営業そのものだから。

これから企業に自分を売り込もうという時に、後ろ向きな気持ちはマイナスにしか働きません。
転職活動に臨むなら、自分に自信を持つことは、これから出会う会社に対する必要最低限のマナーです。

なので、「起業失敗からの再就職」を肯定的に捉えるのは、ある意味で不可欠だとさえ言えます。

もう1度起業するつもりで会社を選ぶ

これは個人的な意見ですが、再就職の会社を選ぶ際は、「もう1度起業するつもりで選ぶ」のがおすすめです。
理由は目的意識を高めるためです。

もう1度起業することを見越して会社を選ぶ人と、「とりあえず食べていくために再就職しよう」と会社を選ぶ人。
この両者では、目的意識が全然違ってきます。

その違いは、転職活動へのモチベーションにダイレクトに影響するはずです。

再就職はモチベーションが下がりやすい

僕自身もそうだったのですが、起業に失敗して再就職する時は、どうしてもモチベーションが下がります。

「本当なら今頃うまくいっているはずだったのに…」とか「もっとこうしていれば…」などなど。
色々な後悔が頭をよぎってしまい、転職活動に本心から集中できていませんでした。

基本的に、成長している会社ほど採用に力を入れています。
そんな会社の面接官は、やはりそれなりに人を見抜く目を持っています。

そういった迷いを抱えたまま面接に進んでも、一発で本心を見透かされてしまうのがオチです。

新しい会社で得られることに目を向ける

再度起業するつもりで会社を選ぼうとすると、必然的にその会社で得られるスキルや経験に目が向きます。
また、それを身に付けるために、どのような取り組みをすればいいのかに思いが至ります。

要は、「起業を前提とした会社選び」によって、その会社で前向きに働くイメージが湧き、転職活動への本気度が増す、という考え方です。

実際に起業するかどうか、というよりも、あくまでも心構えとして、気に留めておくと良いかもしれません。

何より新しい会社でがんばるのはエネルギーがいります

再就職すると、新しい会社の仕事のルールや、人間関係に慣れるまでに多大なエネルギーを使います。
とりあえず食っていくために入社した場合も、ハードな毎日が待っているのに変わりはありません。

中途半端な目的意識で飛び込むと、早い段階で挫折してしまう可能性があります。
何を隠そう、僕がそうでした。

体験談:マーケコンサルを3ヶ月で辞めた話

起業に見切りをつけ、最初に転職したのはマーケコンサルの会社でした。
もう起業はこりごりだったのと、すぐにでもお金が欲しかったので、営業経験が活かせて給料の高い会社、というだけで選びました。

結果、会社の営業スタンスや職場の空気に馴染めず、わずか3ヶ月で退職することに…。
今振り返れば、お金以外にその会社でがんばる目的が無かったのが致命的だったと思います。

いつでも辞められるようにするのは大事

再び起業するにしろしないにしろ、「食えるスキル」を身に付けておいて何も損はありません。
そして、「食えるスキル」とは、「起業スキル」と同じです。

今は、会社員の人でも副業が本業以上に稼げたりする時代です。
起業家から会社員に戻るからといって、会社にしがみつくのは得策ではないです。

食えるスキルを身に付け、「いつ会社を辞めても大丈夫」という状態になることは、心の安定にもつながります。

転職サイトと転職エージェントは両方活用する

転職サイト エージェント 活用

繰り返しになりますが、転職活動は営業と同じです。
なので、使えるものをなんでも使って、少しでもチャンスを広げればそれだけ成功率はアップします。

なので、大手の転職サイト、転職エージェントには登録しておきましょう。
「あまりたくさん登録するのは微妙…」という人は、最低限以下のサイトに登録しておけば十分です。

転職サイト

転職エージェント

特に、転職エージェントを使うと、自分では見つけられなかった会社が見つかることもあるので、おすすめです。

僕も転職エージェントの人から魅力的な会社をいくつか紹介してもらえました。

結局、転職サイトの方で就職がすぐに決まってしまい、選考には進みませんでしたが、自分に対する市場の評価を聞けたのは良かったです。

起業経験は見せ方に配慮する

「履歴書や職務経歴書に起業経験をどう書くか」

これは起業経験者が就職活動する時に悩むところです。
が、結論、以下のページを参考に書き進めればOKです。

自営業の履歴書はどう書く?印象アップするポイントと例文付き
※僕が転職活動していた頃は無かったページですが、今ならめちゃめちゃ参考にすると思います。

起業したという経験は、採用側からするとメリット・デメリット両方あります。
なので、いかにメリットを大きく見せ、デメリットを小さく見せるか、がポイントになってきます。

もちろん、そもそも起業経験者の採用に消極的な会社もあるので、そんな会社は候補から外せばいいだけです。
間違って入社してしまったら、お互いに不幸です。

起業期間が短いなら書かないという選択肢も

個人的には起業経験は「履歴書に書かずに済むなら書かなくてもいい」と思います。

僕の場合は起業していた期間が半年程度だったので、あえて書きませんでした。
採用する側の視点に立った時、マイナスな印象でしかない、と判断したからです。

なので、その半年間は社会勉強でアルバイトをしたり、資格取得の勉強をしたことにしました。

「卑怯なやり方だ」と思われたかもしれませんが、転職活動はあくまでも営業です。
「自分」という商品を買ってもらうために不利になる情報を伏せるのもテクニックの一つ、だと個人的には思います。

もっとも、そうやって転職した会社を3ヶ月で退職してしまったので、今となっては後悔していますが…。

転職活動も一種の『起業』

転職 起業 本質

結局、転職するのも起業するのも、本質はそんなに大差はありません。
どちらも、需要を満たす活動には変わりないからです。

大きく異なるのは、起業は顧客の数だけ需要を満たす必要があるのに対し、転職はたった一社だけの需要を満たせばいいという点です。

つまり、シンプルに考えれば、

会社員が起業する→顧客を増やす
起業家が会社員になる→顧客を一社に絞る

というだけです。

起業がうまくいかないから就職活動する、というと何か後ろ向きな発言に聞こえます。
ただ、「顧客の数を一人に絞るだけ」と言えば、かなり印象は変わってきませんか?

もしも再び顧客の数が増やしたくなったら、副業するか、独立すればいいだけです。
そうやっていつでも自由に選択できるようになるためには、今よりもスキルや経験を身に付けいく他ありません。

もはや、転職活動をやると決めた瞬間から、新しく起業を始めたのと同じようなものです。
心機一転、自信を持って挑戦していきましょう。