どうも、こんにちは!
いっちーです。
今回は、
「個人で起業を考えているならブログ起業が超絶おすすめです!」
というお話をします。
もうね、これは、本当にマジで言ってます。
多分、起業する前に一番心配なのって、
「失敗すること」だと思うんです。
ブログで起業をすることで、
この失敗を未然に防げる可能性がグーンと高くなります。
なぜ、そんなことが言えるのか?
それはやはり、過去2回も起業で失敗した僕が、
3度目の正直でブログで起業したところ、
うまく軌道に載せることができたからに他なりません。
今回の記事では、
個人起業にブログが最適な理由、メリットなどを
僕の経験を踏まえつつ、詳しくお伝えしていきます。
本ページの目次
なぜ個人で起業するにはブログが最適なのか?
最大の理由は、
その起業がうまくいく見込みがあるのかを「テスト」できること
これだと思っています。
「ブログはお金がかからないから」
とか、
「誰でも始められるから」
なども挙げられますが、
そこは枝葉の話で本質ではありません。
そもそも、起業を成功させられるかの鍵は、
「テスト」
だからです。
ブログで起業することは、
そのテストを手軽にできるからこそ魅力があるのです。
個人で年商5億円の起業家から僕はこのことを学んだ
ビジネスはまず商品をテストして、売れる確証を得てから始めるのが鉄則
このことを僕はある社長から教わりました。
その人は年商5億円の会社をわずか3年で、しかも実質たった一人で立ち上げた人物です。
まだ僕が会社員だった頃、
縁あって、その社長のオフィスに行くことがありました。
オフィスといっても、ほとんど個人事業なので、高級タワーマンションの一室です。
いわば、書斎のようなオフィスだったのですが、社長のデスクの脇には、少し大きめの本棚が置いてありました。
その本棚のなかで、僕は1冊の本に目が止まります。
それは「大富豪の起業術」というタイトルでした。
なぜ、その本が目についたのかというと、他の本に比べてやたらに付箋(ふせん)がいっぱいあったからです。
とても気になったので、社長に「この『大富豪の起業術』ってそんなに良い本なんですか?」と尋ねてみました。
すると、社長は次のように答えてくれました。
「『構え、撃て、狙え』って知ってる?」
聞いた瞬間、なんとなく、ピストル撃つ手順のことかなとは思いましたが、それだと普通は「構え、狙え、撃て」のはず。
そんな言葉、聞いたことがありません。
僕がそう答えると、社長はおもむろにその本を取り出し、付箋をしてあったページを開いて僕に渡してくれました。
そこには次のように書かれていました。
「構え、撃て、狙え」とは、言葉通りの意味である。事業を成長させる可能性を持つアイディアがある時、準備ができたらすぐに試せ。完璧なものにしようと、いじくり回すな。あとでアイディアがうまく行くことがわかってから調整することはできる。
※大富豪の起業術/マイケル・マスターソン/小川忠洋 ダイレクト出版 2011/4
そして、社長はこう言ったのです。
「この考え方さえ知ってれば、実は起業で成功するなんて簡単なことなんだよ」
その時は「なるほど、そうなのか」と思った程度でしたが、
今では、この言葉の重要性がよくわかります。
事前にテストさえちゃんとやれば、起業はそれほど難しくありません。
ただし、テストをしない起業は「博打」のようなリスクを伴うのです。
ブログで起業すること自体が「テスト」である
ブログで起業するということは、
別の言い方をすれば、
何かの分野の専門家(詳しい人)として情報を発信し、
その対価としてお金を得ること
を指します。
そしてブログの記事を書くことは、
「ネット上にコンテンツを作ること」です。
「コンテンツビジネス」という言葉からもわかるように、
コンテンツを作るということは、
あなたの商品を作ることに他なりません。
そのために必要なコストは、
わずかなお金と時間だけ。
専門的な資格は一切不要です。
そして、1記事でもブログを書けば、
それを大勢の人に見てもらって反応をもらうことができます。
「いやいや、たった1記事じゃ誰にも見てもらえないでしょ」
と思われるかもしれませんが、そうとも限りません。
記事を書く前のリサーチさえちゃんとやっておけば、
1記事からでも検索に引っかかってくる可能性は大いにあります。
より確実に見てもらうには、
SNSで発信してみるのも良い方法です。
そのコンテンツが本当に世の中で求められるものであれば、
きっと誰かの目に止まるはずです。
さらに、もっと手っ取り早く進めるなら、
小予算でWeb広告を出すのもありです。
広告といっても、予算は1〜3万円もあれば十分なテストができますしね。
こんなに、お金をかけずに簡単に、
自分が作った商品の価値がわかるテストは、
「ブログを書くこと」
以外にないと、僕は思ってます。
まずはブログを書いて自分のビジネスをコンテンツ化してみる。
あとは、それをテストして、「イケる」という感覚を掴む。
本格的にお金を投資するのは、それからで十分です。
最初に大きなお金をかけずに、ビジネスがうまくいくかどうか判断できさえすれば、
大きな失敗をする確率をグッと減らすことができます。
ブログで起業するもう一つの大きなメリット
あと一つ、ブログで起業するメリットを挙げるとすれば、
それは、「自分の今の実力がわかること」です。
ビジネスとしてブログを書くということは、それ自体が「専門家」として発信することを意味します。
ある分野の専門家として、自分が今持っている知識や経験を発信していくわけですからね。
で、実際にやってみるとわかると思いますが、案外自分の知識や経験だけで書こうとしてもすぐに書けないものです。
でも、これは案外よくある話。
というのも、専門家でさえ、
記事を書くときは新たに知識を仕入れたり、
調べ直したりするからです。
マイクロソフトの伝説のプログラマーで、ベストセラー作家でもある中島聡さんも、自身のブログの書き方について、次のように述べています。
私のように偉そうに文章を書いている人間でも、最初から何もかも知っているわけでは決してなく、調べながら書いているし、必要に応じては勉強したばかりの情報をベースに、あたかも昔から知っていたかのように書くことがあるのです。
もしあなたがブログを書き始めても、
- 他の記事と大差のないものしか書けない
- 渾身の記事を書いても読者の反応がイマイチ
なのだとしたら、それがおそらく今のあなたの実力です。
さらに改善していくためには、新たな知識を学び、より記事=商品を読者にとって魅力的なものにブラッシュアップしていく必要があります。
場合によっては、「何も書けない」ことも…
実は、ブログを書くための工夫には様々なものがあります。
僕自身も、以前「ブログが書けない時の5つの原因【対処法も解説】」という記事で、このことについて取り上げました。
ただ、そのブログを書くために色々工夫はして見たけれど、
どうしても、何も書くことが思い浮かばない…
そうなると、おそらくその分野での起業はあきらめた方がいいかもしれません。
多分、その分野で起業するのは、今は時期ではない可能性が高いです。
偉そうに言っている僕も、まったく同じことを経験したことがあります。
実は以前僕は、
「コピーライティングのノウハウを学ぶ」
というテーマのブログを立ち上げようとしてたんです。
もともとコピーライティングが大好きで、学生の頃から専門書もたくさん読んできました。
また、会社員時代は、販促チラシをゼロから企画して1,000件のDMを新規客に配り、500万の売上を上げたり、他にも小さな成功体験が色々あったので、書ける自信はありました。
だったんですが…
いざブログの記事として書こうとすると、なぜか、書けない。
好きで得意だと思っていたテーマについて書けないのは正直ショックでした。
最終的に、そのブログは1記事も投稿しないまま閉じてしまいます。
このことでわかったのは、僕はコピーライティングについて、専門家の視点で発信できるほどの知識も経験も足りなかったということ。
思えば成功したDMも、専門書に書いてある見本の文章にちょっと手を加えて作っただけ。大して脳に汗を書いたわけではありません。
もちろん、そんな経験が数十、数百とあればそれなりに知見も貯まっているはずですが、あくまでも僕は営業活動の一貫でDMを作っただけのことでした。
コピーライティングの専門家として数多くの案件をこなしてきた訳でもありません。
こういった当たり前のことも、いざブログを書く=コンテンツを作ろうとしてみないと、案外気づけないものだったりするんです。
なので、ブログを書くことで、
起業しようとしている分野が本当に自分に向いているのか
このことへの理解が深まることは間違いありません。
ブログ起業=アフィリエイトではない
今回の内容をまとめると、
ブログの起業はあなたのアイディアや知識、経験が実際に価値があるか、
低予算でテストできるから超おすすめ!
ということになります。
まずは、ブログによって読者の信用を勝ち取り、
その記事から利益の出る商品を販売すれば、
売上を立てることができます。
この利益の出る商品は、
別に自分自身の作った商品じゃなくても構いません。
十分なアクセスさえ確保できれば、
アフィリエイトなど、他の人の作った商品を販売することでも収益化は可能です。
ちなみに、ブログ起業=アフィリエイトってイメージがあるかもしれませんが、
アフィリエイトするためにも、その前提としてまずはコンテンツを作る必要があります。
そして、そのコンテンツに何かしらの有益な情報がないと、
多くの場合、読者は商品の購入には至りません。
この「有益な情報」とは、コンテンツを作る側が提供できる価値のこと。
要するにあなたの専門性、知識、経験のことです。
つまり、アフィリエイトで商品を売る前に、
あなたが作ったコンテンツの価値を売る=読者の信用を得る
必要があるわけです。
「自分のこのコンテンツの価値を売る」という部分が、
ブログ起業の本質です。
最終的な収益化の方法に正解はありません。
アフィリエイトなど、他の人の商品を売ることに抵抗がある場合は、
最初から、自分独自の商品を売ることも検討すればいいと思います。
ブログ起業は会社員でもできる
あえて「起業」という言葉を使ってきましたが、もちろん会社員の人でも会社を続けながらブログで起業することは十分に可能です。
というか、結構そういう人も最近増えてきましたね。
「転職アンテナ」のmotoさんとかも有名です。
もうすでに、会社を辞めたり、大きな借入をして起業する時代ではとっくになくなっているのかもしれません。
もちろん、飲食店や美容院など、店舗ビジネスで起業するなら話は別ですが…。
そうでない限り、ブログ起業はほとんどのジャンルでできるはずです。
個人で起業を考えていて、ブログに興味があるのなら、迷わずGoです!
うまくいくまでテストを繰り返して、当たるコンテンツを見つけられれば、
あなたの起業スムーズに立ち上がっていくこと間違いなしです。