こんにちは、いっちーです。
今回は、こういった疑問に答えます。
本ページの目次
- 目標を紙に書いてから1年後、本当にブログのPVが月間100万に到達しました。
- 目標を紙に書いて貼っておくと実現する理由
- 目標の書き方【SMARTの原則】
- 終わりに:まずは騙されたと思って目標を紙に書いてみよう
ちなみに、この記事を書いている僕は、起業して最初に取り組んだのはブログアフィリエイトでした。
「1年間で100万PVのブログを作る」
この目標を紙に書いて壁に貼ったところ、本当に実現できてしまいました。
もちろん、この目標自体は取り立ててすごいレベルの話ではないことは百も承知です。
世の中には、もっとすごい成果を上げている人はゴマンといます。
とはいえ、当時の僕はブログについては、ほぼ未経験ど素人。
WordPressやWebサイトの知識は多少ありましたが、SEOを意識した記事を書くことなんて、やったことがありません。
そんな僕にとって、1年で100万PVのブログを作るといのは、極めてハードルが高い話だったんです。
それでも、目標を紙に書いたら実現できてしまったので、今回この記事を書くに至りました。
目標を紙に書いてから1年後、本当にブログのPVが月間100万に到達しました。
見ての通り、ほぼきっちり100万PVです(笑)
逆にきっちり過ぎて怖いくらい。
当時この画面を見たときは、家の中で飛び跳ねて喜んでました。
ご褒美に良い肉を食べに行ったのも良い思い出です。
調子に乗って2回目もチャレンジ
この小さな成功に気分をよくした僕は、早速次なる目標を立てることにします。
今度は、「1年後に月間200万PVを達成する」という目標です。
(ひねりのない目標ですみません…)
当時、個人で運営しているブログで月200万PVを超えているものは、僕の知る限りあまり見かけませんでした。
また、僕が書いているのは特定の一つのテーマに絞って書くブログ(いわゆる特化型ブログ)なのですが、キーワードプランナーによると、そのテーマの月間検索ボリュームは10~100万。
自然に検索される数が、月間200万PVに届いていません。
この時点で、かなり無理めな目標であるように思えました。
なので、達成できる根拠みたいなものは何もなかったのですが、ノリと勢いでこの目標を書いてみることにします。
これも前回と同様、紙に書き出して壁に貼っておいたのですが、、、なんと次は1年も立たずに達成できてしまったんです。
どうやら目標は紙に書くと本当に実現するらしい
かなり厳しい目標だったにも関わらず、1度ならず、2度も目標が実現してしまった。
この体験は、僕に「目標は紙に書くと実現する」という理論を信じさせるのには十分なものでした。
ちなみに、付け加えるとするなら目標を紙に書くだけではなく、「その紙を壁に貼る」あるいは、「紙を普段から持ち歩く」というのも大事なポイントだったりします。
では、それは一体なぜなのか?
ここからは、そのことについて、僕の考えをお話したいと思います。
目標を紙に書いて貼っておくと実現する理由
結論から言うと、「目標を忘れにくくなるから」です。
1日で何度目標のことを考えてますか?
「『目標を忘れにくくなる』って言ったって、目標なんて1度立てたらたまに見直すだけで十分なのでは?」
そう思われた人もいるかもしれません。
というか、僕も以前はそう考えていました。
では、たまに目標を見返す程度だと何が問題なのかと言うと、日常の行動がなかなか変わってこないからです。
当たり前ですが、目標を立てる前と行動が変わらないようでは、目標の実現は難しいです。
立てた目標を行動レベルに落とし込むためには、日々の生活でその目標を忘れずに、心のどこかでずっと意識し続ける必要があります。
要するに、1日のうちで「今やっていることが目標の実現につながっているか?」を意識することが大切です。
目標達成を阻む最大の敵は「脳」にある
私たち人間の脳は、「何かを記憶する」ことが苦手です。
というよりも、積極的に記憶したことを忘れようとしているとさえ言えます。
脳の記憶力に関する研究として有名な「エビングハウスの忘却曲線」によると、人間の脳は新しく何かを学んだことについて、1時間後に56%、1日後には74%、1週間後には77%、1カ月後には79%を忘れる、とされています。
なので、何かを学んだり思いつたりしたら、紙に書いたりメモアプリに記録するなどしておかない限り、どんどん忘れていってしまうわけですね。
そして、これは目標についても同じことが言えます。
デジタルに記録した目標は「存在感」が薄い
「目標を忘れないためだとはいえ、なんで今時わざわざ紙に書かなきゃいけないの?」
と思った人もいるかもしれません。
確かに、今時スマホやPCのメモ帳でもいくらでも代用が効きそうです。
実際、スマホのメモ帳に目標を書いている人もいるでしょう。
ただ、こういったデジタルに記録した目標のデメリットとして、紙に比べて存在感が薄いことが挙げられます。
例えば、目標を書いた紙をデスクの周りに貼っておくと、嫌でも目につきますよね。
また、目標を書いた紙を手に取って眺めるだけで、ごくわずかではありますが自分の目標というものを臨場感を持って感じることができます。
こうすることで、常日頃から目標を意識して生活することが可能になります。
何か行動する時も、目標の実現を意識した行動を選択しやすくなるわけですね。
目標を紙に書いて毎日見ることで「いけそう」な実感が湧く
目標を紙に書いて目に付くところに置くことで、いわゆる潜在意識も自然に活用できるようになります。
といっても、引き寄せとかスピリチュアルな話ではありませんよ、念のため。
毎日毎日目標を目にしていると、やがて、目標を書いた紙を見たり一生懸命思い出さなくても、スラスラと目標が言えるようになってきます。
これはつまり、目標が意識のレベルから無意識のレベルに深く刻まれていることを意味します。
この状態になってくると、普段そんなに努力しなくても目標の実現に沿った行動が取りやすくなってきます。
そのうち、最初は「無理かも」と思っていた目標が、だんだん「いけそう」になってくるから不思議です。
ある時点から、「目標が実現できて当然」な感覚が生まれてくる
実際、僕も目標を立てて半年過ぎたあたりで月10万PVを超えてきたあたりで、「いけそう」な実感が自然と湧いてきました。
まだまだ月100万PVまでは程遠かったのにも関わらず、です。
多分ですが、無意識レベルに目標が刷り込まれていたので、「実現できて当然」くらいな感覚になれていたからだと思います。
この感覚が湧いてくと、目標に至るまでのプロセス自体が楽しくなってくるので、行動にさらに勢いが増してくるはずです。
言ってしまえば、目標を書くことは「実現のためのシステムを持つ」ということ
結局、「目標を書く」という行為とは、「目標を実現するためのシステムを持つ」ということ、と言えるかもしれません。
「書いた目標を絶えず意識する環境」を自ら作り出すことで、「強制的に目標の実現へと近づける行動を取りやすくする」ことができます。
ただ目標を立てるだけで見返すこともせず、あとは自然に任せるだけ。
そんな状態だと、気分が乗っている時は良くても、気持ちが沈んでいたり、忙しくて余裕が無くなったりすると、すぐに元どおりの生活に戻ってしまいますよね。
そういった元の生活にあなたを戻そうとする引力に負けないためにも、強制的に自分が動かざるを得ない状況を作ることが大切です。
以上が、目標を紙に書くと実現する理由について、僕が思っていることです。
目標の書き方【SMARTの原則】
では、実際に目標を紙に書く時の書き方についてご紹介します。
おすすめは「SMARTの原則」にしたがって書くことです。
SMARTの原則とは、著名なマーケターである神田昌典さんが「非常識な成功法則」という著書で紹介している手法です。
SMARTは、次の英単語の頭文字を表しています。
S(Speciffic)具体的である
M(Measurable)計測ができる
A(Agreed upon)同意している
R(Realistic)現実的である
T(Timely)期限が明確「非常識な成功法則【新装版】」P101より引用
このうち、個人的に大事だなと思うのが次の2つです。
- A(Agreed upon)同意している
- R(Realistic)現実的である
A(Agreed upon)同意しているか?
要は、本当にやりたいのか?ということです。
当たり前ですが、やりたくないことを目標にしてもモチベーションは湧きづらいです。
というか、続けることすら難しいです。
また、目標を達成しても嬉しくない、という残念なことにもなりかねません。
その目標を立ててもしっくりこないのだとしたら「本当にやりたいのか?」を自問自答してみましょう。
R(Realistic)現実的なのか?
例えば、年収300万円の人が
「1年で年収1億円になる!」という目標を立てても、実現可能性はかなり低いはず。
最初から失敗する確率が極めて高い目標は、もはや目標ではなく「夢」です。
目標を立てるときに、本当に実現する確率はあるのかをしっかり検証することは、かなり大事なポイントです。
ちなみに、僕の「1年で100万PV」という目標もかなり無理めではありましたが、前例が全くないわけではありません。
目標を立てる前にブログの業界をリサーチし、次の事例を発見していました。
運営から1年、たった43記事で100万 PV/ 月を突破。(バズ部)
この事例を見たときに、なんとなく同じようなことができたら面白いなと思ったのが目標を立てるキッカケです。
(まぁ結果的に1年で43記事どころか、270記事も書くことになったわけですが…笑)
このように、目標が現実的に達成できるものなのか、事前にチェックして置くにも大切な作業の一つと言えます。
あと、付け加えると、「T(Timely)期限が明確」という要素についても、前例をしっかり調べると、無理な期限を設定しないで済みますね。
終わりに:まずは騙されたと思って目標を紙に書いてみよう
というわけで、まずは目標を決め、紙に書いてみましょう。
すでに目標があるという人は、それを紙に書いてデスク周りの目に付く所に貼る、もしくはファイルに入れて持ち歩いてみましょう。
毎日毎日、目標を眺めているだけでも、その効果を次第に実感できるようになるはずです。
また、目標がないという人も、この機会にぜひ作ってみることをおすすめします。
SMARTの原則を使えば、リアリティのある目標が簡単に作れます。
熱い目標もいいですし、ゲーム感覚でワクワクする目標を書くのもありです。
ただし、大事なことは、本当に実現したいことを目標にすること。
他の誰かのためじゃなく、自分のための目標を作って人生をさらにエンジョイしましょう!