アドセンスで稼げないのはなぜ?【3つの原因を解説】

/ ブロガー兼Webデザイナー
アドセンス 稼げない

こんにちは、いっちーです。

アドセンスで稼げない人
アドセンスって全然稼げないな…。「月収何十万、何百万円稼いだ」とか聞くけど、本当にそんなに稼げるものなの?どうやったら稼げるようになるのかも知りたい。

こういった疑問に答えます。

本ページの目次

  1. アドセンスで稼げない原因
  2. 「アドセンスは稼げない」は嘘
  3. まとめ:アドセンスで稼ぐなら戦略が大事

ちなみに、この記事を書いている僕はブログ歴4年。
月間300万PVのブログのほか、複数のブログを運営しています。
アドセンスの最高月収は150万ほどです。

本記事は、まずアドセンスで稼げない原因を解説したうえで、ジャンルとキーワード選びが重要であることを説明する流れです。
大体3分程度で読めると思うので、よろしければお付き合いください
m(_ _)m

1.アドセンスで稼げない原因

アドセンス 稼げない原因

主に次の3つです。

  • ①PVが少ない
  • ②アドセンスに特化していない
  • ③広告単価が安いジャンルを選んでいる

①PVが少ない

アフィリエイトと違い、アドセンスはサイトのPVが少ないと稼ぎようがありません。
基本的に、アドセンスの収益は以下の数式で決まります。

PV × クリック率(CTR) × クリック単価(CPC)

このうち、クリック率は改善できたとしても2~3%の間に落ち着きます。
クリック単価はオークションで決まるので、サイト運営者側では操作できません。

結果、伸ばせるのは「PV」だけです。
つまり、PVを伸ばせない限り、アドセンスで稼ぐことは難しくなってしまいます。

PVを増やすには記事のジャンル選びが大事

PVを増やすには、「PVが見込めるジャンル」を選ぶ必要があります。
多くのブログは、PVの大半を検索エンジンからの流入に依存しています。

たくさん検索されるキーワードで記事を書かないと、PVは稼げません。

②アドセンスの単価が安いジャンルを選んでいる

アドセンスの単価が安いジャンルとは、端的に言うと「低価格の商品しかないジャンル」のこと。
もっとも代表的なものは、本や漫画などの書籍ですね。

基本的に、企業が積極的に広告を出していないジャンルの記事を書いても、大きく稼ぐことは難しいです。
アドセンスは広告を出稿する企業がいてこそ成り立つビジネスです。
企業の広告予算がGoogleを経由して、私たちブログ運営者に流れてきます。

アドセンスで稼げるのかは、あくまでも「企業の広告予算ありき」ということですね。
稼げないジャンルの記事ばかりを書いていないかどうか、あらためて振り返ってみましょう。

③アドセンスに特化していない

成果報酬のアフィリエイトからの収益をメインとしたサイトだと、アドセンスで大きく稼ぐことは難しいです。

なぜなら、アフィリエイトとアドセンスでは狙うべきキーワードが違うからです。
図で言うと、次のような感じです。
※例として、「資格取得」のジャンルを取り上げています。

キーワード

ちなみに、それぞれのキーワードの意味は以下の通り。

・集客キーワード・・・主に集客に適したキーワード
・収益キーワード・・・収益が見込めるキーワード
・商標キーワード・・・商品・サービスの名称

このうちPVが見込めるキーワードとは、「集客キーワード」を指します。
集客キーワードは、商品などの購入はほぼありませんが、検索数が多いのが特徴です。

これに対し、アフィリエイトは商品の購入が見込める「商標キーワード」や「収益キーワード」を狙った記事を書く必要があります。
クリックするだけで報酬が入るアドセンスと違い、商品が購入されないと一切稼げないからです。

ただ、この2つは集客キーワードほどはPVを集めてくれません。
商標キーワードや、収益キーワードの記事を中心に書いていると、必然的にアドセンスではそこまで稼げないことになります。

また、アフィリエイトの成約率を最優先に考えた場合、仮に集客キーワードの記事を書いても、そこにアドセンスを貼ると収益の損失が生まれる恐れもあります。

つまり、アドセンスで大きく稼ぐには、ある程度「アドセンスに特化したサイト」を作る必要があるということです。

アドセンスで稼ぐには「ジャンル&キーワード選び」が命

アドセンス ジャンル選び

大量のPVが見込め、広告単価も低くないジャンルで、集客キーワードを狙って記事を書く。

アドセンスで稼ぐには、まずはこのポイントを間違えないようにしましょう。
その上で、記事の質を高めていけば、間違いなく収益は増えていくはずです。

検索数の多いジャンルの探し方

検索数の多いジャンルを探すには、キーワードプランナーを使いましょう。
キーワードプランナーなら、特定のキーワードが月間でどれだけ調べられているのかを簡単に調べることができます。

狙うべきジャンルの目安

アドセンスで稼ぐには、そのジャンルのビッグキーワードが月間数十万回以上検索されているジャンルを選ぶことです。
ビックキーワードで月間数万回程度しか検索されないジャンルだと、PVを大きく伸ばすのは難しいです。

もちろん、雑誌メディアや雑記ブログのように複数のジャンルを組み合わせてPVを伸ばす手法もあります。
ただPVを伸ばすという意味では、難易度は少々高めです。
なぜなら、専門的なサイトの方が短期間にPVを集めやすいからです。

企業レベルで運営するサイトならともかく、個人レベルで始めるのなら、あらかじめジャンルは一つに絞った方が効率的です。

「アドセンスは稼げない」は嘘

アドセンス 嘘

2017年と少し古いデータですが、世界で一番稼ぐサイトのアドセンス報酬はおよそ月2億円と言われています。

参考記事:アドセンスで世界一稼ぐWEBサイトの月間収入・PV・ジャンルとは!?

年間ではなく月間で、ですよ。
途方もない数字ですよね…。

ちなみにそのサイトがこちらです↓
wikiHow

色々なジャンルの「〜する方法」をまとめたHow to系のサイトです。
アメリカのサイトですが、英語を含め16ヶ国語で運営されています。

僕も「アドセンスって全然稼げないなぁ」なんて思っていたのですが、このサイトの存在を知って、考え方が変わりました。

実際に億を超えるアドセンス収益を稼ぐサイトが存在する。
ということで、少なくとも「アドセンスは稼げない」というのは嘘だと思います。

では、アドセンスは簡単に稼げるのか?

「アドセンスは稼げるけど簡単では無い」というのが個人的な意見です。
収益化が簡単にできますが、PVを増やせない限り、収益も大きく伸びてはいきません。

ただ、ブログをやっている人ならわかると思いますが、「PVを増やす」ことはそんなに簡単では無いです。
また、うまくPVを増やすことができても、それを維持することが難しい。

新たな競合の参入や、Googleのアップデートなど、様々な外部環境の変化に耐えていかなければなりません。

でも、これって考えてみるとなんのビジネスでも当たり前ですよね。
簡単に稼げるビジネスなんてありませんし、永遠に稼ぎ続けられるビジネスも無いでしょう。
もしあったとしても、すぐに大勢の人が参加して稼げる金額は減っていきます。

アドセンスが日本で開始されたのは2003年で、すでに15年以上の月日が流れています。
最初の頃なら簡単に稼げたかもしれませんが、今から参入する場合、それなりに工夫しなければ稼ぐことは難しいでしょう。

まとめ:アドセンスで稼ぐなら戦略が大事

アドセンス 戦略

アドセンスはアフィリエイトに比べ収益化が簡単な分、大きく稼ぐことが難しいと言われています。
ただ、やり方によっては、アフィリエイトよりも安定した収益を長期的に生むことも十分できるはず。

要は、戦略が重要ということですね。
その戦略については、「Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]」という本で詳しく学べます。
まだ読んでいない人は、ぜひこの機会に目を通してみてください。

アドセンスの本は他にもたくさんありますが、1冊だけ選ぶとしたら、間違いなくこの本がおすすめです。

それでは、今回は以上です。
アドセンスで稼ぎたい人にとって、この記事がお役に立てば嬉しいです。