こんにちは、いっちーです。
今回はこういった疑問に答えます。
本ページの目次
この記事を書いている僕は、ブログ歴4年。
月間300万PV以上のブログの他、複数のブログを運営しています。
ブログからの収入は毎月7桁ほどです。
今回はブログを書いているとたびたび出てくるテーマ、
「質の高い記事」について解説していきます。
質の高い記事とは「読まれる記事」
コピーライティングを勉強した人はご存知だと思いますが、文章には「3つNot」という法則があります。
【3つのNot】
- 1.Not Read (読まない)
- 2.Not Believe (信じない)
- 3.Not Act (行動しない)
この法則をブログに当てはめるなら、質の高い記事とは、1番目のNot Read(読まない)をクリアした記事のことです。
読まれるということは、記事に価値を感じているからに他なりません。
逆に、読者が読まないと判断したということは、記事に価値を感じなかったからです。
Not Actをクリアする記事 = アフィリエイトで成功できる
2番目のNot BelieveI( 信じない)、3番目のNot Act(行動しない)をクリアするごとに記事の質はさらに高まります。
特に、Not Actをクリアする記事が書ければ、記事を読んだ人に商品を買ってもらうことも可能になるでしょう。
つまり、アフィリエイトで成功する条件をクリアできるということです。
ただし、ブログの記事は、必ずしも商品の販売だけを目的に書かれているわけではありませんよね。
なので、少なくともNot Readをクリアできれば、記事の質は高いと言って差し支えはないかと思います。
読まれる記事の条件
以下の3つです。
- ①質問に対する答えが書いてある
- ②読みやすい&わかりやすい
- ③オリジナリティがある
①質問に対する答えが明確
読まれる記事とは、「読者の質問にちゃんと答える記事」とも言い換えられます。
ブログのアクセスの大半は、検索からの流入です。
そして、検索されるキーワードは、いわば読者からの質問です。
そのため、読まれる記事は、その読者からの質問に答えるものでなければなりません。
読者に「この記事には自分の探していることが書かれていない」と思われると、すぐにページを閉じてしまいます。
逆に、「ここに答えが書いてある」と思われるからこそ、記事を読み進めてくれるわけです。
②読みやすい&わかりやすい
大前提として、読まれる記事は「読みやすい記事」です。
読者が記事を読む時間は、長くても数分程度。
場合によっては、1分もないこともあるでしょう。
その短い時間で、読者が探している答えをわかりやすく伝える必要があるのです。
そうなると、とにかく誰が読んでもわかる表現をにしないといけません。
記事が読みやすいことは、読まれる記事の絶対必要条件とも言えるでしょう。
③オリジナリティがある
読まれる記事は、「その記事でしか得られないもの」があります。
すでに他の記事でも書かれていることを並べただけの記事は、読者にとってあまり価値はありません。
「なんかどこかで見たようなことしか書いてないな」と思われてしまうと、読者はすぐに離脱してしまいます。
逆に、「この記事は他と違うかも」と感じてもらえれば、記事を先に読み進めてくれるでしょう。
もし満足してくれれば、他の記事だって読んでくれるかもしれません。
とはいえ、最終的には読者の評価次第です。
記事の質は最終的に読者が判断するものです。
書き手ができるのは、「読まれる記事」を意識して書くことだけ。
本当にその記事が読まれる記事なのかどうかは、実際に記事を公開してみないとわかりません。
なので、大事なのは記事を書き終えた後です。
どれだけ自信を持って公開した記事でも、その後きちんと検証することが大切です。
記事を公開したら検証しよう
記事が読まれたかどうかを判断する簡単な方法は、Googleアナリティクスで「平均ページ滞在時間」を確認することです。
平均ページ滞在時間とは、一つのページを閲覧した平均時間のことです。
これについて、Webマーケティング業界で有名な株式会社ウェブライダーは、著書「沈黙のWebライティング」の中で次のように触れています。
通常、ページ(記事)内の文字数が増えれば増えるほど、ページ滞在時間は伸びます。
5,000字ほどの記事であれば4分30秒以上、7,000字ほどの記事であれば6分以上、10,000字ほどの記事であれば、8分以上の滞在時間は目指したいところです。引用:沈黙のWebライティング P438「文字数とページ滞在時間の関係」より
このように、文字数に応じて目指すべき平均ページ滞在時間はある程度決まってきます。
ウェブライダーの見解を参考にした場合、3,000字の記事だと、平均ページ滞在時間は3分ほどは欲しい、ということになります。
まだ確認していない場合は、Googleアナリティクスから早速チェックしてみてくださいね。
なお、平均ページ滞在時間の確認方法がわからない場合は、下記のページが参考になります。
読まれる記事を書くためのコツ
具体的には以下の3つです。
- ①検索意図を考えた記事構成を作る
- ②簡潔でわかりやすい表現を心がける
- ③「経験したこと」を深堀りして書く
上記3つを意識して書いていくと、徐々に記事の質が高まっていきます。
①検索意図を考えた記事構成を作る
読者の質問に答えるために、まずは検索意図を考えましょう。
例えば、「ブログ 長文 書けない 」というキーワードで検索する人の意図は、次のようなものが挙げられます。
・ブログで長文が書くにはどすればいいのか? ・長文のブログがおすすめな理由を知りたい ・ブログで長文が書く必要があるのか?
大体この3つくらいでしょうか。
このように検索意図をまずは書き出してみて、それを盛り込んで記事を書いていく、という感じです。
さらに付け加えるなら、「ブログで長文を書きたい人」が今後困りそうなことを予想して、書くとなお親切な記事になります。
例えば、長文記事を書こうとすると、どうしても書いている時間が長くなりがちです。
なので、「記事を早く書くための時間管理のコツ」などを記事の最後に盛り込むのもいいと思います。
もちろん、あまり盛り込みすぎると読むのが大変なので、場合によっては別の記事に分けましょう。
②簡潔でわかりやすい表現を心がける
文章はなるべく短く、わかりやすい表現を心がけましょう。
会話と同じで、長い話や、誰もが理解できない言葉を多用するのは不親切です。
また、結論から書くのも有効な方法です。
「結局何が言いたいのかわからない」と思われないようにするのは鉄則です。
SEOに有利だと思っているからなのか、たまに必要のない文章をダラダラ書いてる記事を見かけますが…あまりおすすめできません。
僕の運営する月300万PVブログでも、アクセスを稼いでいる記事=文字数が多い、というわけではないです。
文字数は、1記事3,000字あれば十分だと思います。
それよりも、読みやすさ、わかりやすさを最優先にした方がいいと思います。
読みやすさこそが正義です。
③「経験したこと」を深堀りして書く
「経験」はオリジナリティのある記事を書く最高の材料です。
そもそも、経験していないことを題材にして「読まれる記事」を書くのは難しいです。
なぜなら、貴重な時間を使ってまで、机上の空論を聞きたい人などいないから。
「自分にはない経験をした人の生の意見が知りたい」というのが、自然だと思います。
とはいえ、日記のように経験したことをそのまま書けばいい、というわけではありません。
読者の質問(検索意図)に答えるには、経験を色々な角度から検証して整理し、一つの主張をまとめることが求められます。
そのためには、ネットや書籍などを当たって、自らの主張を裏付ける根拠を集める必要があるでしょう。
そうやって、経験をもとに作りあげられた主張には、あなた独自の視点が組み込まれいます。
それこそが、記事に他にないオリジナリティを生む源泉になってくれるのです。
まとめ:自分の「専門分野」の記事を書こう
ここ最近のGoogleは記事の内容よりも「誰が書いたのか」を重視する傾向にあります。
そのため、その分野の素人がいくら質の高い記事を書いたとしても、専門家や公的な機関(大手企業、行政、病院、大学など)が書いた記事の方が上位表示される場合が多く見られるようになりました。
これまで、YMYL(※)に該当するジャンルだけに見られた傾向が、他のジャンルにも出てくるようになった印象です。
「誰が書いたのか」を重視する流れは、今後もますます強くなってくることが予想されます。
この流れに対処する方法はただ一つ。 自分の専門分野の記事を書くこと、です。
現時点で「専門分野」じゃなくてもOK
専門分野といっても、人より経験していることや、長く続けていること、詳しいこと、といった程度で最初は構いません。
ブログを書き続けていると自然と知識がアップデートされるので、1年も続けていると「専門分野」と呼べる状態になるはず。
少なくとも、ネットの情報だけを集め、経験もしていないことを記事にしたとしても、上位表示は見込めないということです。
専門分野の記事を書くことで、「読まれる記事」から「ずっと読み続けられる記事」へと育てていきましょう。